床の間 Now

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床の間 Now・Currently on display 2024年2月

「雪燈徹暁天」 「雪燈徹暁天」(せつとう ぎょうてんに てっす) 「うっすらとした雪明りは、夜明けの空の様にやさしい光をはなち続けている」 筆・元臨済宗妙心寺派管長 峰尾大休老大師 (みねおだいきゅうろうだいし) 江戸時代最終期の1860年...
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床の間 Now・Currently on display 2023年10月

達磨図 賛「直指人心 見性成仏」 達磨図 賛「直指人心 見性成仏」(だるまず さん 「じきしにんしん けんしょうじょうぶつ 」)  禅の特徴を表した言葉として、(不立文字 教外別伝) 直指人心 見性成仏と云う言葉があります。  (悟りは文字...
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床の間 Now・Currently on display 2023年5月

「渓山深秀図」 「渓山深秀図」(けいざんしんしゅうず) 筆・臨済宗相国寺派管長 橋本独山 (はしもと どくざん) 1869年新潟県生まれ。若くして絵画を学ぶが、橋本峨山(天龍寺派管長)のもとで得度、臨済宗の僧となり法を継ぐ。鹿王院住職として...
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床の間 Now・Currently on display 2022年10月

「松聲無古今」 「松聲無古今」(しょうせい ここんなし) 「風に応える松の音は  太古の昔と同じ響きをもっている 仏の教え 摂理も 万古不変である」 筆・妙心寺派第31代管長 究竟窟(くきょうくつ)・西片擔雪(義保)老大師 1922年新潟県...
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床の間 Now・Currently on display 2022年6月

「百花誰為開」(ひゃっか たがために ひらく) 「百花誰為開」(ひゃっか たがために ひらく) この一節は、中国の仏教書であり禅宗の語録「碧巌録」(へきがんろく)に登場します。 (春になって)たくさんの美しい花は一体誰のために咲くのか。 誰...
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床の間 Now・Currently on display 2022年4月

「五風十雨」(ごふう じゅうう」 「五風十雨」(ごふう じゅうう) 「五日に一度風が吹き、十日に一度雨が降る」 これは、中国の後漢時代の自然主義の思想家・王充(おうじゅう)によって書かれた「論衡(ろんこう)」の中の一節です。 自然の当り前の...
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床の間 Now・Currently on display 2022年2月

「梅渓牧童図」(ばいけいぼくどうず) 筆・ 松本姿水 (まつもと しすい) 1887-1972 大正-昭和時代の日本画家。明治20年5月26日栃木県生まれ。黒田清輝(せいき)に洋画をまなぶが日本画に転向。大正2年文展で初入選。川合玉堂に師事...
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床の間 Now・Currently on display 2022年1月 №2

「 新春の本堂上間の様子」 当山開山 佛国応供広済国師大和尚 第二世 心厳傳大禅師 位牌 第三世 徳雲玲大禅師 位牌 第四世 玉堂連大禅師 頂相 第五世 千峯喜大禅師 位牌 第六世 盤山禅大禅師 頂相 第七世 千叟鳳大禅師 頂相 第八世 太...
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床の間 Now・Currently on display 2022年1月

「 福来家門」 「福来家門」 (かもんに ふくきたる) 「福寿山金剛寺に 今年も新春がやってきた」 世界がコロナ禍となってから早いもので2年が経過しました。 良い時も、悪い時も、時は公平に経過します。 何かのせい、誰かのせいではなく、自分は...
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床の間 Now・Currently on display 2021年10月

「松雲仙境図」(しょううんせんきょうず) 筆・南画家 井上石邨(いのうえ せきそん) 1893年兵庫県三木市生まれ。高等小学校卒業後、画家を志し京都に出て南画を学ぶ。1931年日本南画院展に初入選後、定期展などで受賞を重ね南画院の役職も務め...