〇境内の様子

寺の石碑から山門までの両側には、五月が植えられ毎年5月上旬には満開となります。

本山天龍寺を開いた夢窓国師の師匠に当たる仏国国師が、1289(正応2)年に開いたと伝えられ、玉堂和尚が1738(元文3)年に中興再建しました。

鐘楼を兼ねた山門は、1771(明和8)年盤山和尚の時代に建立され、「亀岡の自然100選」に指定されています。

中興から約260年が経過し、老朽化に伴って本堂・庫裏を全面改築、1999年(平成11)、第14世小住承碩の晋山と併せて落慶・晋山法要を営みました。

庭には、紅梅白梅が植えられています。

樹齢200年以上の古木で、中興当時の記念植樹ではないかと伝えられています。「亀岡市の銘木100選」にも指定され、毎年美しい花を咲かせます。

第2次世界大戦フィリピンルソン島で戦い、帰還した人たちで組織する「六一戦友会」が、平和への祈りを込めて観音菩薩を建立。部隊は、京都・滋賀などの出身者約2千人で構成されていたが、帰国したのは軍馬死守の任に当たった約100人。毎年6月2日、フィリピンから移築した「戦友・愛馬の碑」の霊前で法要を営んでいます。

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