床の間 Now・Currently on display 2021年6月

「閑坐聴松風」

「閑坐聴松風」(かんざして しょうふうをきく)

「静かに座って 松にそよぐ風の音を聞く」

宇宙や自然は とても大きくて何ものにも束縛されない

私は とても小さくて弱い しかし共に唯一無二の存在

悠々自適に座っていると 私も自然なのか 自然も私なのか 当に一体である

筆・元東福寺派管長 更幽窟(こうゆうくつ)・福島慶道老大師

1933年兵庫県神戸市生まれ。1961年南禅僧堂に掛搭、柴山全慶老大師に参じる。1980年東福僧堂師家、1991年東福寺派管長に就任。2011年遷化(せんげ)

本墨蹟の箱書きには、「1993年秋彼岸表装」とあるので、管長に就任して間もない作品と思われます。師は晩年、長く難病のパーキンソン病と闘いながら懸命に指導と布教を続けました。
当寺先住の同参で囲碁友達の瑞巌寺松原宏衞和尚が、東福寺派であることから本墨蹟が残されているものと考えています。
脇床は毎回原則的に妻が制作した木目込み人形となっています

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