床の間 Now・Currently on display 2021年1月

「福寿山瑞気遍」

「福寿山瑞気遍 祝金剛寺諸堂落慶」

(ふくじゅさん ずいき あまねし 

こんごうじ しょどうらっけいをしゅくす)

「福寿山金剛寺には おめでたい気が満ち溢れている

金剛寺諸堂の落慶を祝す」

これは、平成11年に金剛寺の本堂、庫裏の落慶式と私の晋山式をかねて厳修した時にお祝いとして頂いた墨蹟です。

早いもので22年が経過しましたが、恒例だった元旦の年頭挨拶はコロナ禍のため今年は中止となりました。

しかし、皆さんの心の中には新年を迎えるすがすがしい気持ちは満ち溢れています。

一日も早く終息することを、ともに願いたいと思います。

筆・妙心寺派第31代管長 究竟窟(くきょうくつ)・西片擔雪(義保)老大師

1922年新潟県生まれ。1946年出家、円福寺僧堂に掛搭。1954年「究竟窟」となり1971年円福寺僧堂師家、2002年第31代妙心寺派管長に就任。2006年遷化(せんげ)

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