「東山水上行」
「東山水上行」(とうざん すいじょうをいく)
「川の水の流れに 東山の姿をうつしだす
水は流れるが 山は流れない
万物流転のなか 東山とはいったいなにものか」
悟りの境地を表現した代表的な禅語のひとつです。
山と水(H2o)の関係は、前出の「青山元不動‥」と同様。
修行僧(雲水・行雲流水)とも繋がります。
筆・妙心寺派第31代管長 究竟窟(くきょうくつ)・西片擔雪(義保)老大師
1922年新潟県生まれ。1946年出家、円福寺僧堂に掛搭。1954年「究竟窟」となり1971年円福寺僧堂師家、2002年第31代妙心寺派管長に就任。2006年遷化(せんげ)
円福寺僧堂では、当寺先住中道承謙和尚の後輩にあたり年齢も近かったので交流が有った。多くの墨蹟が残されているので順次紹介していきたいと考えています。
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