亀岡市のHPで応挙画の仮想空間を体験 (2023年4月8日付)

先日、亀岡市のホームページで昔の亀岡の歴史や文化をゲーム感覚で疑似体験できる「亀岡バーチャルヒストリア」が提供され、金剛寺の応挙障壁画も当時の雰囲気で見る事が可能となりました。

亀岡市のHPから「デジタル文化資料館」に入る

早速やってみましたが、若者などゲームに親しんでいる人は別として、高齢者などゲームをしない人には少し難しい?

しかし、約240年前に描かれた障壁画が現実の様に見られるのは、本当にすごい事。リアルな空間の再現にびっくり。

キャラクターの操作は、慣れないと難しいので、要領を簡単に解説します。小さいスマホより画面の大きいパソコンの方がベターです。

① 亀岡市のHP、「デジタル文化資料館」「ヒストリア」「はじめる」「はじめる」の画面からキャラクターを選択。

亀岡市文化資料館 (city.kameoka.kyoto.jp)

② キャラクターの移動と視点操作は、次の8つのキーから。
左手の操作(4種)。W…前進する。A…左に行く S…後退する D…右に行く

右手の操作(4種)。←…左視線 ↑…上視線 →…右視線 ↓…下視線

③ 体験を始めると亀山城を見るキャラクターが現れる。

→キーを押して視点を真後ろにする。

④ 後方の門に丸く光が輝いている場所が見える。その場所に移動。

A又はDで体を反転させ、Wと→を使って前進させる。
到着して門をくぐると。

⑤ 「金剛寺の障壁画」の画面に転換。

金剛寺門前に立つキャラクターが現れる。
山門に行くと本堂の正面が開いているのが見えるので、ここから中に入る。

⑥ 本堂正面8畳部屋の「波涛図」12襖を見る。

部屋の中心に進み周囲を見渡す。 ↑→↓← キーを操作すると様々な角度から鶴と波を楽しめる。

⑦ 廊下に出て左に行く。

⑧ 左の8畳部屋に入る。

襖8枚が続く「波涛図」を見る。

⑨ 正面に立つと「襖を開ける」が表示。クリックすると襖が開き、上間6畳の部屋に入れる。

襖の正面に立つと「襖を開ける」が表示。
襖は、すぐ締まるので素早く前進

⑩ 中に入ると「山水図」13面が現れる。

応挙の遠近法の真骨頂。360度の景色を色々な角度から楽しもう。
景色を楽しんだら、再び襖を開閉させて廊下へ出よう。

⑪ 正面右の8畳部屋に移動。

廊下を進み一番奥の部屋まで移動。

⑫ 部屋に入る。

襖10枚と壁紙に描かれた「波涛図」を見る。

⑬ 正面の襖の前に立ち「襖を開ける」をクリック、襖が開き下間の6畳部屋に入ると「群仙図」がある。

上間と同様に素早く入る
6畳の下間に13人の仙人達が描かれている。

このように、キャラクターは自由にどこにでも行けるので、応挙の意図した3D・仮想空間の世界を居ながらにして楽しめます。皆さんも是非体験して下さい。

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